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2012年5月23日水曜日

国債が1000兆円を超えた理由

【今は間違いなくデフレである】

皆さんご存知の事で有るがでは「デフレ」とはどういった事が起こるのであろうか?

簡単に述べると「物が売れない」ということである。
まったく売れないのでは困るので「値下げ」をしてでも物を売ろうとする。
当然、利益は減少するので仕入れ先を変えたり、原材料を工夫したりして利益を確保しようとする。それでも売れない場合は最後の手段として人件費(給料)を下げる。
 給料が減った人々は更に安いものを求め1円でも安いものを求めスーパー、デスカウントストアを徘徊する。そして必要のないものは買わないようにする。
 車検のたびに買い換えていた自動車は「車検」を受けて新車を我慢する。自動車販売会社は新車が売れないので社員の給料を下げる。・・・ときりがない。 これが「デフレスパイラル」である。

全ての商品の価格が同じ比率で値段が下がっていけば問題がないが、税金、社会保険料、ガソリンや電気料金、ガス料金は逆に上昇しているので可処分所得は大幅に減少し庶民の暮らしはさらに悪化しています。
この値下げ戦争に勝ち残れなくなれば企業は倒産し、失業者は増加します。

日本はこのデフレを20年間続けてきました。 その結果国民は「節約」して1円でも貯蓄しようと努力しました。 この動きは個人だけでなく「企業」なども同じです。
 企業は今まで銀行から借金をして「設備投資」を行って来ましたが、「物が売れないデフレ社会」では「設備投資」をする必要がなくなり、銀行から借りていた「借金」を一斉に返し始めました。

【国債が急激に増加した理由】

これからが本題です。
 デフレにより多くの企業は銀行から借りていた「設備投資」の借金を返金し始めました。 また国民は「将来的な不安」から貯蓄額を増加させました。 
 これらの事により「銀行」には貸出するお金がダボつき、最悪「倒産」の危機を招いたのです。
 企業から貸した金が金が戻り、国民からは貯蓄するお金が溜まってゆきました。  行き場のないお金が銀行の金庫に眠っていったのです。
 銀行は企業にお金を貸して利息(利益)を生み出します。 金庫に眠っていては「利益」を生み出すことは出来ません。 一方、国民から預かった貯蓄には利子を支払わなければなりません。
 このままでは金融機関は潰れてしまいます。その為、政府は「国債」を発行し銀行に買い取らせました。
ダボついたお金の使い道が「国債」だったのです。

【国債残高=国民の貯蓄+企業からの返済金】

マスコミは日本国は借金だらけと言う表現をよくします。 また「日本人は生まれながらにして700万円の借金を背負っていると言う表現をします。だから、「いずれ日本は破綻する!」(特にNHKがこの表現をよく使います)

ですが、よく考えてみてください。
国債を買っているのは「銀行」などの金融機関です。 その金融機関に「お金」を預けているのは我々国民なのです。
「国債」は政府の借金であり、我々の借金ではありません。 というよりも我々が政府にお金を貸しているのです。
「でも、国債が破綻したら我々が貸したお金が戻ってこなくなるではないか?」そんな事はありません。いざとなれば「造幣局」に連絡して1万円札を刷って我々に返してもらえば良いだけのことです。

 でも、本当に返して欲しいのですか?
仮に貴方はある銀行に1000万円貯蓄したとします。その場合、貴方側からすれば銀行に1000万円貸していることになります。  銀行側からすれば貴方から1000万円借金したことになります。

ある日突然、「ウチの銀行は借金が多いとマスコミから指摘を受けたので貴方様から預かった1000万円耳を揃えて現金でお返しします。どうぞお受取り下さい。」と言われたら「はいわかりました」と受け取りますか?

 銀行とは沢山の人々から多くの借金をして、そのお金をいろんな企業にお金を貸してその利息をもらって商売をしているのです。
「借金」が多いのはあたりまえの事なのです。

財政再建するということは国債を銀行から買取る事です。 確かに国債は減少しますが、銀行の金庫の中にはまた「現金」が増えることのなります。 かといってこのデフレ社会の中おおくの企業はお金を借りてくれません。一体どうすれば良いのでしょう?

これがデフレ下の日本で起こっている減少です。日本にはお金が余りすぎているのです。

【日本国債は破綻などしない】

日・米など先進国の自国通貨建て国債のデフォルトは考えられない。デフォルトとして如何なる事態を想定しているのか。

 格付けは財政状態のみならず、広い経済全体の文脈、特に経済のファンダメンタルズを考慮し、総合的に判断されるべきである。
 例えば、以下の要素をどのように評価しているのか。
 マクロ的に見れば、日本は世界最大の貯蓄超過国
 その結果、国債はほとんど国内で極めて低金利で安定的に消化されている
 日本は世界最大の経常黒字国、債権国であり、外貨準備も世界最高

何処かの経済アナリストが述べそうな内容であるが、実はこれは財務省のホームページにある「外国格付け機関に対する意見書」の内容である。
財務省自身が「日本国債はデフォルト(破綻)しないと言っているのである。
 リンクしたので確認してほしい。

【国債の金利】

国債を発行する以上金融機関に金利を支払わなければならない。 その金利を元に国民から借りた貯蓄に対する金利と金融機関の利益が支払われる。
当然、金融機関が我々国民に支払う金利は国債の金利よりも低いが多少の政府支出が発生する。その穴埋めの為消費増税が必要なのである。
おかしな話である。自分の貯蓄に対する受け取り金利の為に消費税の増税が行われようとしているのだ。これが消費税増税の財務省の仕組んだからくりである。
「社会保険と税の一体改革」はただの詭弁である。お金に名前が書いているわけではないので国民には一切わからない。 さすが「財務省」!



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