国家財政とは支出と収入についてお金の動きをコントロールすることです。
「税金で集めたお金をどのように使用していく(再配分)事」だと多くの日本国民は考えているでしょう。
政府がお金を集めるには「税金」の
他、3つの方法があります。それについて述べて見ます。
【税金】(徴収権)
皆さんもご存知の税金です。
所得税、住民税、消費税、酒税、固定資産税などなど。 いっぱいあるので勘違いしそうですがこれら税金以外にも政府がお金を集める方法があります。
【貨幣発行権】(打出の小槌)
政府はお金を作りだす権利があります。これは政府が与えられた権利であり政府以外の人間が貨幣を発行すると違法になり、法的に罰せられます。
硬化、紙幣、当座預金が「お金」と定義されます。
硬化の発行は財務省造幣局が行い、紙幣及び当座預金は日本政府の子会社である日本銀行が発行を行います。
【国債発行権】(国の借金)
そして最後に説明するのが「国債発行権」です。
「貨幣発行権」は打出の小槌と言われています。
ですが貨幣を必要以上に発行しすぎると「インフレ」と言う現象が起こります。
政府が直接貨幣を発行出来なくするために紙幣だけは「日本銀行」が発行するようになりました。
デフレ不況が続き、企業が販売不振になり、
新たなる投資(工場の新設、人員の増加)などを減少させた為、
社会全体の経済が縮小、個人所得の減少。
消費を我慢する社会が誕生してデフレ社会が 新たなる「デフレ」を生み出す「デフレスパイラル」が発生しました。
【デフレ不況?】
デフレは「物の値段」が継続的に下がりますが一方でそれ以上に会社からもらう「給料」までも下がります。
デフレ不況が終わらないと我々日本国民一人ひとりの所得が減少してゆきます。
最近「残業」増えました?
定期昇給は年1回です。でも残業は来月にもUPします。
だからこそ、政府は「働き方改革」で残業制度をなくそうとしています。
その分「社員」の給料は下がります。
【借りた金は返さない!】
子供の時に「借りた金は返す」と言うことを教わりました。
道徳的には正しいかもしれませんが、経済学的には正しいとは言えません。
銀行はお金を貸して「利息」を得て運営しています。 銀行員の給与はこの利息で支払われます。
お金を貸しているからこそ「利息」が得られるのです。
そのお金を返却した途端、銀行は「利益」を得る事は出来なくなります。
銀行からは「利息」が払える以上、「借金」は返済してもらうと困るのです。
【借金が多いと何が問題ですか
?】
今もデフレ不況です。
これは間違いありません。
「デフレ脱却」こそが日本を復活させる経済政策なのです。
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