Amazonの日本サイトで購入したエイサーの「ChromeBOOK 13」がアメリカから到着しました。
当然「アメリカ国内仕様」になります。
「Chromeブック」は今回の「テグラk1搭載」が3台目となります。
初代はエイサーのC710 モデル
C710のディスプレイを踏んづけて壊したため買い直したC720(並行輸入版)。
そして今回のCB5−311(テグラk1)となります。
【テグラK1とは・・・。】
少しマニアックな話になるのですが、このテグラK1は高性能グラフィックを可能とする「GeForce」の製造メーカーである「nvidia」社が昨年(2014年1月)発表した高性能モバイル向けのCPUです。同社のnvidia SHIELD タブレット、Nexus9、そして「エイサー Chromeブック13」(日本以外の国)と現時点で3代目になります。
【32ビットのテグラk1】
TEGRA k1は「ネクサス9」
2014年1月 |
米国での発売は昨年8月。
(2種類の発売)
このChromeブック13は(低画質モード)でメモリーの少ないモデルと(高画質モード)でメモリー増強モデルが有り米ドルで100ドル値段が違います。
CPU nvidia TEGRA K1(32ビット・クワッドコア
GPU NVIDIA Kepler GPU with 192 NVIDIA CUDA cores
メモリ 2G※
ストレージ 16G(100Gバイト2年間のオンラインストレージ)
USB 3.0✕2ポート
HDMI 1ポート
13時間稼働
SDカードスロット
※私が購入したのは安いタイプ(低画質)です。昨年8月に発表されたタイプですが現在はメインメモリーが4Gに拡張されたマイナーチェンジモデルが出回っているみたいです。今後日本にも投入される可能性大であるこの機種は4Gタイプの可能性が高い。
【仕様レポート】
C720と比べてどのぐらい処理速度が早くなったか「実感」が得られません。
と言うか「ChromeOS」を導入したChromeブック自体が非常に「軽く軽快」に動くOSのため、動画やドキュメントの作成などストレス無しで問題なく動作します。
テグラK1はテレビゲームなど画像処理に長けた機能を持っています。3DCADなどの「レンダリング機能」を必要とする「アプリ」がChromeブックにほとんど存在しないので「テグラK1」
の本当の能力が実感出来ていません。
今までのChromeブックは11インチのディスプレイを使用していますがこのCB5-311は13インチのディスプレイを採用しています。
たかが2インチアップですがこの2インチアツプがChromeブックにおいて大変使いやすくなっています。
日本で発売されているChromeブックの中にも13インチ以上のモデルがあります。
このブログ記事を書くのに結構時間がかかってしまいましたがその間にも「Chromeブック」に新たな動きがありました。
一つは「テグラk1」を採用した機種がHP(ヒューレット・パッカード)からも発売されました。(2014年12月、米国)
もう一つはエイサーから11インチの新しいモデルの日本での発表です。(2015年2月)
一見するとChromebook 13(テグラk1モデル)と同じですが、ディスプレイサイズはC720と同じ11インチです。基本的にはC720 の後継モデルになります。テグラk1は搭載されていません。(CPUはインテル・セレロン)価格は3万5千円程度と言われています。
SSDは16Gバイトでウィンドウズパソコンやアップルに比べて少なく感じますが、Chromeブックは購入後2年間無料で使用できるオンラインストレージサービス・100Gバイト(グーグルドライブ)が使用できるので全然問題ありません。
【アプリはネットから】
パソコンはソフトウエアーがないと使用できません。そのため、今まではDVDやCDロムに保存されたソフトウェアをパソコンショップや電気屋さんで購入して自分でパソコンに導入していましたが、このCDロム、DVDロムやメモリースティックはウイルスの入り口ともなっています。実は、ウイルスの9割はこの外部記憶装置(DVD,メモリースティックなど)から侵入してきます。
グーグルではウイルスの侵入を防ぐために外部記憶装置を排除し、必要なソフト(アプリ)は厳粛に管理されたWEB ストアを介してダウンロードして使用します。
多くの無料アプリ(オフィスソフトのグーグル版)やオンラインを使った映像サービスやユーチューブ、グーグルマップやグーグル・アースなどやPICASAなどの写真保存サービスはすべてグーグルの大型コンピュータ上にあり、そこで保存、加工処理されます。
そのため、家庭にある「Chromeブック」は最小限のメモリーでそれらのサービスが利用できます。
これって「スマートフォン」と同じじゃないか?と思われるかもしれません。
その通りです。
「Chromeブック」は「スマートフォン」が使うことができれば簡単に使用できるのです。
「ウインドウズ」のような知識は必要ありません。
多くのサービスが無料で利用できますが、このサービスを受けるには「インターネット」に常時接続されていなければこのサービスは受けられません。
これは「Chromeブック」の最大の特徴であり、同時に最大の欠点ともなっています。
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