2012年6月5日火曜日

公共事業を削減するとどーなるの?

【公共投資を削減すると間違い無くデフレになる】


当然のことですが、この20年間、日本の政治家はそれをやってきました。  だからデフレが続いているのです。


何の前触れもなくある日突然、仕事を首になり、一円の保証も受けられなくなり社会に放り出されたら貴方はどうしますか?
この会社を訴えますか? こんなひどい仕打ちをする会社はあまりありません。 大手の製造業は何千人という数の従業員をリストラしましたが最低でも1年程度の退職金を渡し、退社させました。多くの大企業の利益が赤字に転じたのはその退職金の支払額を費用計上したためです。


ところが公共事業に従事していた労働者たちは、「コンクリートから人へ」という訳の分からない「スローガン」を背中から浴びせられ、何の保証もないまま社会に放り出されました。


 毎日毎日スコップ片手に穴を掘り続けたトンネル工事作業員、毎日毎日ひたすらに道路を洗い続けた道路工事作業員、昼夜関係なく交通整理をしているガードマン。


 夏の暑さや、冬の寒さに耐えながら、1日1万円にも満たない日給で、それでもひたすら頑張っている彼らを見て、それでも「公共工事」は無駄だ。土建国家は悪いことだと言い切れるのでしょうか?


彼らがいたからこそ堤防が出来、橋が掛かり、トンネルは掘られ、道がつくられ、ダムが出来上がったのです。


それがどうして無駄なのでしょう?


小泉政権以降「公共事業」は大幅に削減され、そこに来て民主党政権は更に追い打ちをかかるかの如き、公共事業を削減し、公共事業に従事する作業員は何の保証も受けられないまま、職を失いました。


派遣切りにあった製造業の派遣労働者は、テレビで大々的に取り上げられましたが、公共事業削減で職を失った人々に、誰も見向きもされません。


長年スコップしか握ったことしかない彼らにパソコンなど使える筈もありません。ましてやスーパーでレジを打つことなど到底出来ませんし、また雇ってもくれません。
 公共事業で職を失った彼らの行き着く先は「生活保護」か「墓場」しかありません。


 ブランドもののスーツを着て、国会議事堂で
ポーズを決める「蓮舫」議員に果たして彼らの仕事ぶりが本当に無駄だと言い切れるのでしょうか?

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